Customer Voice Design

お客様の声の
デザイン見本8パターン
Web・チラシの
レイアウトと書き方

お客様の声は、検討中の相手が「自分でも大丈夫そうだ」と感じるための社会的証明です。同じ内容でも、デザインの見せ方ひとつで信頼への効き方が変わります。このページでは、実際に画面に表示されるデザイン見本を8パターンそのまま掲載し、媒体別のレイアウト原則と、B2B向けの書き方・例文までまとめました。

「利用者の声を載せたいがレイアウトが決まらない」「チラシと事例紹介で見せ方をどう変えるか迷う」という方が、テンプレートを選ぶ前に実物のデザインを見比べられることを目的にしています。

📅 公開:2026年7月 ✏️ 株式会社アーキテクチャー 📖 デザイン見本8点収録
CHAPTER 01

お客様の声のデザイン見本8パターン

代表的な8つの型を、実物のレイアウトで見比べられます。

以下はすべて画面に描画したデザインの見本です。掲載しているコメントは架空の内容で、実在する企業・個人の声ではありません。自社の媒体や声の内容に合わせて型を選ぶ参考にしてください。

Pattern 01

①カード型(3枚グリッド)

複数の声を等しく並べ、量で信頼を伝える基本の型です。1枚あたりの情報量をそろえると、全体が整って見えます。

導入前は問い合わせ対応が属人化していましたが、運用が標準化され、新任担当者でも同じ品質で返せるようになりました。社内の引き継ぎも短くなっています。

M
製造業・情報システム部
ご担当者様

検討時に一番不安だったのは定着でしたが、初期設定を一緒に進めてもらえたので、現場が自然に使い始めました。導入して正解だったと感じます。

サービス業・営業推進
マネージャー様

見積もり段階から要望を丁寧に整理してもらえました。決裁者への説明資料も用意していただき、社内の合意形成がスムーズに進みました。

K
卸売業・経営企画
ご担当者様

※見本用のダミー文です

向いている場面|声の数を見せたいトップページ・お客様の声一覧。件数の多さがそのまま安心感になる場面。

作るときのポイント|文字数を各カードでそろえ、属性(業種・部署)の粒度を統一します。3の倍数で並べると余白が整います。

Pattern 02

②引用符強調型

大きな引用符で「これは生の言葉だ」という印象を強め、1件を主役として見せる型です。象徴的な一言があるときに効きます。

「入れて終わり」で放置されるツールは過去に何度も見てきました。今回は運用が回るところまで並走してもらえたので、現場に定着しました。

T
情報通信業・DX推進室 室長様

※見本用のダミー文です

向いている場面|LPのファーストビュー付近や、章の区切りに置く「決め台詞」。印象に残る一言があるとき。

作るときのポイント|引用符は装飾なので薄めの色で。本文は短く区切り、誰の言葉かを必ず添えて説得力を担保します。

Pattern 03

③顔写真+吹き出し型

話し手の存在を見せ、会話のように読ませる型です。実際は写真を使いますが、ここでは頭文字の丸アイコンで代替しています。

Y
最初は自分たちで運用できるか半信半疑でした。実際は操作の手引きが分かりやすく、質問にも早く答えてもらえたので、想像より早く軌道に乗りました。
数字で効果を上に報告できるようになったのが大きいです。今まで感覚で説明していた部分を、根拠を持って話せるようになりました。

※見本用のダミー文です

向いている場面|担当者インタビューを親しみやすく見せたいページ。人柄や現場感を伝えたいとき。

作るときのポイント|写真は表情が見える明るいものを。写真を出せないときは頭文字アイコンやシルエットで代替し、無理に顔写真を使いません。

Pattern 04

④数字強調型(成果数値を大きく)

成果を大きな数字で見せ、一目で価値を伝える型です。声のコメントは数字を裏づける補足として添えます。

1/3
問い合わせ対応の工数

定型対応をまとめたことで、1件あたりの手間が大きく減りました。

製造業・カスタマーサポート様
2週間
立ち上げまでの期間

初期設定を伴走してもらい、想定より短い期間で運用を開始できました。

サービス業・業務改善ご担当者様
98%
継続利用の意向

現場の負担が軽くなり、来期も続けたいという声が大半でした。

卸売業・現場チーム様

※見本用のダミー文です(数値も架空です)

向いている場面|削減・向上といった成果を出せる商材。写真素材が乏しいときの代替としても有効です。

作るときのポイント|数字を最も大きく、単位と説明は小さく。実際に公開する際は必ず根拠のある実数値を使い、盛った数字は載せません。

Pattern 05

⑤一問一答型

検討者が気になる質問と回答をセットで見せる型です。読み手の疑問を先回りで解消できます。

Q

導入の決め手は何でしたか?

A

機能の多さより、運用開始後も相談できる体制でした。使いこなせるか不安だったので、伴走してもらえる点が安心材料になりました。

Q

導入して一番変わったことは?

A

担当者ごとにバラついていた対応がそろい、引き継ぎの負担が減りました。属人化していた業務が見える形になった点が大きいです。

※見本用のダミー文です

向いている場面|検討段階で不安が多い商材。よくある懸念を質問の形で先に見せたいとき。

作るときのポイント|質問は検討者が実際に抱く言葉で。回答は結論から書き、Q側とA側で背景色や記号を分けて視線を導きます。

Pattern 06

⑥手書きアンケート風

回収したアンケート用紙を思わせる型です。作り込まれた広告らしさが薄れ、生の声という印象を与えます。

ご利用アンケート
Q. サービスの満足度を教えてください
とても満足 満足 ふつう 不満
Q. ご感想を自由にお書きください

説明が押し売りにならず、こちらの状況を先に聞いてくれたのが良かったです。導入後も連絡が取りやすく、安心してお任せできました。

小売業・店舗運営ご担当者様

※見本用のダミー文です

向いている場面|チラシや店頭、来店型サービス。親しみと生っぽさを出したいとき。

作るときのポイント|作り込みすぎると逆に嘘っぽくなります。実物のアンケートを撮影・スキャンして使うのが最も誠実で、効果も高い方法です。

Pattern 07

⑦ロゴ+ひとこと型

導入企業のロゴと短いコメントを並べ、取引実績の信頼を借りる型です。B2Bで有名企業の名が出せるときに強力です。

※見本用のダミー文です(社名・ロゴは架空です)

向いている場面|知名度のある導入企業がある場合。ロゴの一覧だけでも信頼を伝えられます。

作るときのポイント|ロゴの掲載可否は必ず許可を取ります。コメントは1行に収め、ロゴの大きさとトーンをそろえて雑多に見せないようにします。

Pattern 08

⑧星評価+レビュー型

レビューサイトを思わせる型です。評価スコアと本文をセットで見せ、比較検討中の相手に判断材料を渡します。

★★★★ 4.0

運用まで任せられて助かった

機能はもちろんですが、設定から運用までサポートが手厚く、社内に専任がいなくても回せています。改善要望への反応も早いです。

N
建設業・総務ご担当者様
★★★★★ 5.0

説明が丁寧で決裁も通しやすかった

こちらの課題を整理したうえで提案してくれました。上申用の資料も用意してもらえたので、社内説明がスムーズでした。

医療・法人事務ご担当者様

※見本用のダミー文です(評価も架空です)

向いている場面|比較検討されやすい商材。評価の高さと具体的な理由を同時に見せたいとき。

作るときのポイント|満点ばかりだと不自然に見えます。実際の評価を正直に反映し、低めの声には改善への姿勢を添えると誠実さが伝わります。

8パターンの選び方

型は目的で選びます。量で信頼を伝えたいならカード型・ロゴ型1件を強く見せたいなら引用符型・数字強調型不安を解消したいなら一問一答型親しみを出したいなら吹き出し型・アンケート風・星評価型が向きます。1ページに詰め込みすぎず、2〜3の型を役割で使い分けるとまとまります。

CHAPTER 02

媒体別のレイアウト原則

同じ声でも、Web・チラシ・営業資料で最適なレイアウトは変わります。

Web

ホームページ・LP

スクロールで読ませる前提です。件数を多めに置け、絞り込みや関連リンクで「自分に近い声」へ誘導できます。

  • ・声の数:6〜12件を目安に、多い場合は業種で分類
  • ・型:カード型で一覧、要所に引用符型や数字強調型
  • ・写真:吹き出し型なら小さめでも成立
  • ・導線:声の直後に問い合わせや資料請求を配置
Flyer

チラシ・紙媒体

一目で伝える勝負です。A4なら声は詰め込まず厳選します。手元に残る媒体なので、誰の声かの明示が信頼を左右します。

  • ・配置:A4片面なら声は2〜4件。下部3分の1にまとめる構成が定番
  • ・声の数:多くても4件。1件を大きく見せる割り切りも有効
  • ・写真:顔写真かアンケート風で「実在感」を出す
  • ・型:手書きアンケート風・数字強調型が紙と相性良好
Sales

営業資料

商談中に投影・提示する前提です。1スライドに声を詰めすぎず、話しながら補足できる余白を残します。

  • ・声の数:1スライドに1〜2件、相手の業種に近い声を選ぶ
  • ・型:ロゴ+ひとこと型で実績、数字強調型で成果
  • ・文字:投影を想定し大きめに。長文は避ける
  • ・順番:相手と近い業種の声を先頭に入れ替える
媒体をまたぐときの原則

同じ声を複数媒体で使うなら、Webは情報量、チラシは一覧性、営業資料は相手への最適化を軸に見せ方を変えます。掲載許可も媒体ごとに分けて取っておくと、後から使い回すときに困りません。

CHAPTER 03

効果を高める書き方と例文

伝わる声には、課題から変化への流れがあります。

要点①|「導入前の課題」から書き始める

読み手は「自分と同じ悩みを持っていたか」で共感します。褒め言葉より先に、導入前に何に困っていたかを具体的に置くと、その後の変化が引き立ちます。

要点②|変化は具体的な行動や数字で

「便利になった」だけでは伝わりません。何が、どう変わったかを、作業時間・件数・引き継ぎのしやすさなど具体で書くと信頼が増します。数字を出せるなら添えます。

要点③|話し言葉を残して整えすぎない

きれいに整えすぎると広告のコピーに見えます。本人の言い回しを程よく残すほうが生っぽさが出ます。誤字や意味の通りにくい箇所だけを最小限に直すのが基本です。

B2B向けの例文3本(課題→変化の型)

以下は書き方の型を示すための汎用的な例文です。実在の声ではありません。

【例1|業務の属人化】
「以前は問い合わせ対応がベテラン頼みで、その人が不在だと止まっていました。導入後は対応の手順がそろい、新任でも同じ品質で返せるようになりました。引き継ぎにかけていた時間が目に見えて減りました。」

【例2|社内合意が進まない】
「効果を数字で示せず、上への説明にいつも苦労していました。導入後は成果を数値で報告できるようになり、追加投資の稟議も通しやすくなりました。感覚で話していた部分を、根拠を持って説明できます。」

【例3|定着への不安】
「過去にツールを入れても現場が使わず終わった経験があり、正直不安でした。今回は初期設定から運用まで一緒に進めてもらえたので、現場が自然に使い始め、想定より早く軌道に乗りました。」

CHAPTER 04

お客様の声の集め方

良い声は、聞き方の設計から生まれます。

01

タイミングは満足度が高い時に

導入直後の負担が減った実感がある時期や、成果が出た節目に依頼します。時間が空くと具体的な記憶が薄れ、抽象的な感想になりがちです。

02

自由記述だけに頼らない

「ご感想をどうぞ」だけでは書きづらいものです。「導入前の課題」「決め手」「変化」と質問を分けると、そのまま声として使える回答が集まります。

03

掲載範囲を最初に確認する

実名・会社名・写真・ロゴの可否と、掲載媒体・期間を回答時に確認しておきます。後から許可を取り直す手間と行き違いを防げます。

04

深い話は口頭で引き出す

アンケートで拾える情報には限りがあります。印象的な回答をくれた相手には、短いインタビューを打診すると、事例に育つ深い声が得られます。

集める段階での注意

誘導的な質問で望む答えを引き出すと、内容が薄くなり信頼にもつながりません。相手の言葉をそのまま受け取り、掲載時は必ず本人に最終確認してもらうことが、誠実な声づくりの前提です。

CHAPTER 05

お客様の声と導入事例の使い分け

短い声は量の信頼、深い事例は質の信頼

お客様の声と導入事例は、役割が違います。お客様の声は短いコメントを多く並べ、「たくさんの人が満足している」という量の信頼をつくります。導入事例は1社の課題から成果までを深く追い、「自社と同じ状況でうまくいった」という質の信頼をつくります。検討者は、まず声で関心を持ち、事例で疑問を解消して決断へ進みます。両方をそろえ、声で入口を広げ、事例で背中を押す設計が効果的です。

VOICE

お客様の声(量の信頼)

短く・多く・一覧で。トップページや商品ページで、全体の評判をまとめて伝える。読むのに負担が少なく、離脱前の後押しになる。

CASE

導入事例(質の信頼)

深く・少数精鋭で。課題から成果までの流れを追い、検討者の具体的な疑問に答える。稟議の材料として社内に持ち帰られる。

深い事例づくりを検討するなら

短い声を集めたうえで、印象的なお客様には導入事例制作サービスで深いインタビュー記事に育てると、質の信頼まで届きます。事例ページ自体のデザインは導入事例のデザイン参考で、Web・紙・パワポの見せ方を詳しく解説しています。

CHAPTER 06

さらに参考デザインを探すなら

実物のギャラリーやテンプレートで引き出しを増やす

このページの8パターンで型はつかめますが、細かな配色や余白の感覚は、多くの実例を見て養うのが近道です。外部のデザインギャラリーやテンプレート集も、レイアウトの引き出しを増やす参考になります。

テンプレートは出発点として便利ですが、そのまま使うと他社と似た見た目になります。型を借りて、自社の声の内容と配色に合わせて調整するのがおすすめです。

CHAPTER 07

よくあるご質問

Q匿名(イニシャル)のお客様の声でも効果はありますか?
一定の効果はありますが、実名・会社名・役職まで出せる声のほうが信頼度は明確に高くなります。B2Bでは「A社 情報システム部 ご担当者様」のように、業種・部署・役職だけでも具体化すると説得力が上がります。実名が難しい場合は、業種と規模(従業員数の目安)を添える、成果数値をセットで見せる、といった補強で匿名の弱さを埋めるのが現実的です。
Qお客様の声は何件くらい掲載すればよいですか?
Webページなら6〜12件が扱いやすい目安です。少なすぎると社会的証明として弱く、多すぎると読み手が疲れます。件数を増やす場合は、業種や課題でグルーピングして「自分に近い声」を見つけやすくしてください。チラシや営業資料では、厳選した2〜4件を大きく見せるほうが1件あたりの印象が強く残ります。
Qお客様の声の掲載許可はどう取ればよいですか?
アンケートやインタビューの時点で、掲載範囲を書面で確認しておくのが基本です。確認する項目は、実名・会社名・役職・写真・ロゴの可否、掲載媒体(Web・チラシ・営業資料)、掲載期間の4点です。後から「Webは良いが紙は不可」といった食い違いが起きやすいため、媒体ごとに可否を分けて許可を取り、公開前に最終原稿を先方に確認してもらうと安全です。
Qお客様の声と導入事例はどう違いますか?
お客様の声は短いコメントで「数の信頼」をつくる要素、導入事例は課題から成果までを深く追う記事で「質の信頼」をつくる要素です。声は一覧で多く並べて全体の評判を伝え、事例は1社を掘り下げて検討者の疑問に具体的に答えます。両方を組み合わせ、声で関心を引き、事例で背中を押す流れが効果的です。
Qお客様の声のデザインで一番やってはいけないことは何ですか?
実在しない声や、内容を盛った加工です。信頼を得るための要素で信頼を失うと回復が難しく、景品表示法などの観点でもリスクになります。次に避けたいのは、装飾を優先して本文が読みにくくなること、そして誰の声か分からない匿名の羅列です。誠実な内容を、読みやすいレイアウトで、誰の声かが分かる形で見せることが原則です。
VOICE
Conclusion

お客様の声は
「誰の・どんな変化か」で信頼になる。

デザインに必要なのは派手さではなく、誰の声かが分かり、課題から変化が伝わる読みやすさです。まず声を集めて型を選び、印象的な声は深い事例へ育てると、量と質の両面で検討者の背中を押せます。声集め・記事化・デザインまで、必要な範囲でご相談ください。

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